02 医療法人社団ふさの会
しみずクリニックふさ
理事長 清水 禮二先生
院長  清水 縁先生
医療法人社団ふさの会 しみずクリニックふさ

医療に専念できるのは
私たちの総務部=第一経理があるから

医療法人社団ふさの会 しみずクリニックふさ

清水 縁先生にお聞きしました なぜクリニックを開業されたのですか?

理想とする医療を実践したいという夢のために
クリニック開業を決めました。

しみずクリニックふさは、埼玉高速鉄道始発駅の浦和美園駅近くにあります。糖尿病の専門医である私と、循環器専門医の夫、そして約30名のスタッフと日々診察にあたっています。

私たちのクリニックをつくろうと思い立ったのは、2011年のことでした。一番下の子が中学生になり子育ても一段落したこと、また糖尿病専門医として、病院の組織に左右されずに患者教育、合併症管理などに積極的に携わりたいと思い始めていました。それまで、夫も私も勤務医としてやってきましたが、私の中で「新たなチャレンジをするならいまだ」と、思い立ったのです。その思いに夫が賛同してくれたことは幸いでした。

糖尿病は眼の合併症が多く、眼科との連携が不可欠。信頼できる眼科医の先生が近くにいる、そして街の発展が望める浦和美園駅周辺にクリニックをと、考えていました。とはいえ勤務医の私たちにとってクリニック開業はわからないことばかり。そんなとき東京保険医協会の開業セミナーで第一経理を知ったのです。開業予定地近くのショッピングセンターでお会いする日を待ちわびていました。私たちがいまも信頼を寄せる第一経理の担当スタッフの皆さんとお会いし、クリニック開業への船出に向けて、いよいよ出発だなと思いました。

医療法人社団ふさの会 しみずクリニックふさ

清水 禮二先生にお聞きしました 開業するにあたり、
第一経理にどんなサポートを期待していましたか?

税務、経営、労務までワンストップでお願いできることです。
だからこそ、日々の医療に専念できます。

第一経理にお願いすることになってから、開業へのステップが明確になっていきました。浦和美園にクリニックをつくることは決めていましたが、私たちが用意した資金では土地購入しかできず、建築費用の借入れをどうするかが問題でした。第一経理は、クリニック経営が成り立つのか、地域調査や融資先銀行の決定など、開業に向けての交渉や開業シュミレーション、さまざまな実務まで、一手に引き受けてくれました。そして2012年10月、しみずクリニックふさは開業。通常、準備から開業まで2年以上かかることが多いそうですが、私たちの場合は1年半で開業までこぎつけることができました。

開業後にも第一経理とのお付き合いは密に続いています。法人化する際の手続きも依頼し、短期間で移行することができたのも有難かったです。また経理業務だけでなく、社労士さんにも相談できるので就業規則作成もお願いしました。スタッフが30人も超えるいま、皆が生き生きと仕事ができることが今後の課題。労務関係の相談ができるのも助かっています。

第一経理は経営、税務、労務関係など、クリニック開業から経営に必要なこと、すべてをワンストップで相談できる、外部に存在する「総務部」のような存在。おかげで私たちは日々の診療に専念できます。

医療法人社団ふさの会 しみずクリニックふさ
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埼玉高速鉄道の始点駅・浦和美園駅から歩いてすぐ。クリニックはいつも季節の花が彩りと香りを添えている。「外観だけでなくインテリアまで、このクリニックの設計・建築を手がけた方が毎日手入れをしてくださっています」と縁先生。クリニックを常に美しく維持することで気づいたのは、患者さんからのクレームが驚くほど少ないことだそう。院内の絵の多くは、禮二先生のお母様の手によるもの。
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しみずクリニックふさ

糖尿病内科、循環器内科、睡眠時無呼吸外来、禁煙外来、健康作り外来を設置。糖尿病の患者さんに対しての食事指導、また併設のフィットネスふさにおいて運動療法指導を行うなど、「患者さんの全身を診て、把握することが大切」というおふたりの理想を追求したクリニック。地域から必要とされることを提供できるクリニックであること、患者さんの命と思いを達成できるようサポートすることを目標としている。すでにこの地に根付き、患者さんが引きも切らない。理想とする医療を追求し日々実践している。

埼玉県さいたま市緑区美園5-46-7
https://www.shimizu-clinic-fusa.com/

しみずクリニックふさ × 第一経理
開業までのロードマップ

開業計画 開業計画 開業地、時期、診療科目などを決めていきます。

東京保険医協会の開業セミナーで第一経理を知っていただき、開業までのコンサルティング、開業計画立案から実施まで、サポートすることになりました。しみずクリニックふさの場合、開業地は浦和美園に決定し、土地取得のめども立っていました。院外処方を希望されたため、薬局の選定が必要に。第一経理の顧問先の調剤薬局等にもお声がけし、コンペ実施および誘致もお手伝いしました。同時に第一経理の行政書士とも連携。薬事法上の問題をクリアにしました。

開業準備 開業準備 事業計画を策定し、融資の検討を実施。
設計や建築、医療機器の検討も始まります。

第一経理の中小企業診断士が連携し、浦和美園エリアの診療圏調査実施後、事業計画を作成しました。当初、医療福祉機構の融資を受ける予定でしたが時間がかかることが判明し断念。第一経理が地元の金融機関をご紹介し、元本返済の1年据え置きや、有利な条件での借入を行うことが出来ました。今回は、縁先生の知己の建築家が設計・建築を担当。病院としての動線やレイアウトの確認は、専門業者へ依頼しました。第一経理FP事業部より提案した火災保険等の検討も。エックス線遮蔽処理、電圧の確認、医療機器見積りや、購入かリースの検討もこの時期に行います。

開業前 開業前 開業まであと一歩。
人材確保、広告制作、協力会社の選定を行います。

看板、院内サイン、HP設置、封筒、開院ちらしなどを、医業専門の広告会社へ依頼し、内容について先生方の希望とすり合わせていきます。人材募集にまつわる業務もこの時期に行います。また、補助金の申請、医師会の加入も実施。セキュリティ会社、検査会社、清掃会社、医薬品卸業者、クリーニング業者など、協力会社の選定もしていきます。

開業時 開業時 いよいよ開業。
研修から内覧会、各種届出を行います。

診療所も完成し、医療機器の搬入設置・操作研修、スタッフの接遇研修ののち、内覧会を実施します。開業後には第一経理の行政書士が保健所や厚生局など行政への届出を、社労士が就業規則の作成や社会保険の加入手続きを、税理士が開業関係の届出を税務署等へ提出します。